便秘と食事

便秘と食事

便秘と食事

 

便秘はなった人にしかわからない苦しみがあります。常にお腹が張っているような不快感、にきびや吹き出物、肌荒れ。食欲不振や腰痛。便秘は便が詰まっているだけでなくさまざまなトラブルを引き起こす原因となっています。

 

便秘治療には食事療法、薬物療法、生活習慣改善療法などがありますが薬に頼りすぎることは腸の働きを弱めることにもつながるので、便秘かなと思ったらまずは食生活、生活習慣などを見直すようにしましょう。
便秘対策の食事は腸のぜん動運動を刺激するものを摂ったり、便の量が増えるものを摂ったり、腸内環境を整えるものを摂ることがポイントとなります。

 

ここで便秘対策の食事についてご紹介します。
・ 食事は規則正しく3食とりましょう。
食べ物を食べると大腸が反応し便を促がします。規則正しい食事は排便のリズムを整え、便が定期的にスムーズにでることを助けます。
・ 食物繊維の多い食品を食べるようにしましょう。
食物繊維は腸の動きを促進する働きがあります。また、食物繊維は水分をたくさん吸収するため便をやわらかくし便量を増やしてくれるため自然な排便につながり便秘を予防・解消してくれます。食物繊維が不足すると排便量が減り便秘の原因となります。また、便秘がひどくなると大腸癌や大腸ポリープなどにもなりやすくなるので注意が必要です。
・ 腸内環境を整える食品を摂りましょう。
ヨーグルトや乳酸菌飲料など腸内の善玉菌を増やす食品をとり腸内環境を整えることで便秘防止や便秘改善をすることができます。
人間の腸の中には100兆以上の菌が住んでいると言われています。そしてその菌には善玉菌と悪玉菌があります。腸内で悪玉菌が増えると、体の免疫力が低下したり、腸内がアルカリ性になり食べカスが腐敗しやすくなったり、細胞の新陳代謝が乱れたりしてしまいます。また、腸の動きも弱くなるため便秘になりやすくなってしまいます。反対に善玉菌が増えると腸のぜん動運動が促され便がスムーズにでるようになり便秘の予防・改善につながります。
・ 適量の油を摂るようにしましょう。
便秘と油は一見関係がないように見えますが実は関係があるのです。油は腸内で潤滑油の働きをし、便がスムーズに流れることを助けてくれます。便秘防止には適量の油を摂ることが大切です。
・ 酸味や香辛料などの刺激物を適量摂りましょう。
酸味のある食品や香辛料、アルコールなどの刺激物は適量摂ることで腸を刺激し便通がよくなります。しかし、摂りすぎは下痢や肛門の炎症などにつながるので注意が必要です。

 

規則正しい食生活を心がけて便秘予防、便秘解消をしましょう。

 

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